高倉健さんに感化されて
- 2014年11月27日 |
- 三澤的思考 |
高倉健さんのファンになったのは、たしか、小学生だったか、映画「野生の証明」を父親に連れられ映画館に見に行ってからである。薬師丸ひろ子演じる主人公の女の子を背負いながら、一人で大勢の自衛隊に向かって行く姿が強烈にインパクトを与えた。
その後、中学生で見た「幸福の黄色いハンカチ」での寡黙さに惹かれ、「冬の華」で完全に影響されてしまった。「冬の華」は何度も見返し、今でもお気に入りの映画である。
中学3年生の時は、多くの人に南極物語を見てもらいたくて、学校祭でビデオ上映もした。
けっこうな映画好きだった。田舎の映画館に来る大抵の映画を見に行っていた。新聞の映画の記事は切り抜いてまとめていた。映画感想文も書いていた。
思えば、小学生から高校生は映画、漫画、プロレスに感化されて生きていた。
それが、今の僕を作りあげてもいる。
その中で、高倉健さんは、子供の僕に、男とは、を教えてくれた一人である。
久しぶりに、本を読み返してみよう。